トリキュラーで違う色の錠剤を飲み間違えてしまった!対処法は?

- ざっくりまとめると
- トリキュラーの服用中、違う色の錠剤を飲み間違えてしまっても、特に問題はありません。
- 飲み間違えてしまった場合、人によっては不正出血が起こることもありますが、避妊効果に影響はありません。
- 赤色の錠剤を飲むはずが白色の錠剤を飲んでしまった、という場合には、翌日からそのまま白色の錠剤を飲み続けましょう。
トリキュラーのシートには、赤、白、黄色の3色に分かれた錠剤が入っています。それぞれの錠剤は、決められた順番にしたがって飲みますが、まれに順番を間違えて飲んでしまうことも……。
違う色の錠剤を飲み間違えても、慌てないで大丈夫。1錠程度なら、そのまま飲み続けて問題ありません!
このページでは、そんな飲み間違えたときの対処法を紹介します。また、トリキュラーの錠剤がなんで3つの色に分かれているか?についても解説します。
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トリキュラーの色が分かれているのはどうして?
トリキュラー21のシートには、赤色の錠剤が6錠、白色の錠剤が5錠、黄色の錠剤が10錠、入っています。それぞれの錠剤は、含まれる成分の含有量が異なります。錠剤が3つの色に分かれているのは、成分の含有量が違うことを一目で判別できるようにしているからです。
トリキュラーの各錠剤には、黄体ホルモンである「レボノルゲストレル」と、卵胞ホルモンである「エチニルエストラジオール」が含まれています。各色の錠剤に含まれるホルモンの含有量は、以下の通りです。
錠剤の色 | レボノル ゲストレル |
エチニル エストラジオール |
---|---|---|
赤い錠剤 | 0.050mg | 0.030mg |
白い錠剤 | 0.075mg | 0.040mg |
黄色い錠剤 | 0.125mg | 0.030mg |
トリキュラーは、段階的にホルモンの含有量が増えていく3相性ピルです。3相性ピルは、女性が持つ本来のホルモンバランスの推移に近いため、副作用が起きづらいというメリットがあります。
違う色の錠剤を飲み間違えてしまった!
トリキュラーの錠剤は本来、赤、白、黄色の順番で飲んでいきます。しかし、「赤色の錠剤を飲むはずが、間違えて白色の錠剤を飲んでしまった!」ということもあるかもしれませんよね。
間違った順番でトリキュラーを服用すると、どのような問題があるのでしょうか?あわせて、順番を間違えてトリキュラーを飲んでしまった場合の対処法についても見ていきましょう。
違う色の錠剤を飲み間違えるとどうなるの?
トリキュラーを服用中、違う色の錠剤を間違って飲んでしまったとしても、特に問題はありません。
トリキュラーに含まれる成分は、女性の体内でも自然に分泌されるホルモンと同じものです。錠剤に含まれているホルモン量はごく少量であるため、1錠程度なら飲み間違えても、避妊効果に影響はありません。
とはいえ、人によってはホルモンの血中濃度のバランスが崩れ、不正出血が起こることもあります。なるべく飲み間違えないように、気を付けて服用しましょう。
違う色の錠剤を飲み間違えてしまった場合の対処法
違う色の錠剤を間違って飲んでしまった場合、基本的にはそのまま服用を続けてかまいません。
たとえば、服用6日目、本来なら赤色の錠剤を飲むところを、間違えて7日目用の白色の錠剤を飲んでしまったとします。この場合、翌日に余った赤色の錠剤を飲み直すのではなく、そのまま続けて白色の錠剤を飲んでいきましょう。余った赤色の錠剤は、捨ててしまってもかまいません。
この飲み方の場合、消退出血(生理)の日にちが1日前倒しになりますが、避妊効果に影響はありません。毎日しっかり服用し、錠剤を飲んでいない日がなければ、避妊効果は保たれたままといえるでしょう。
とはいえ、「順番を間違えているわけだから、やっぱり避妊効果が心配……」という人もいますよね。この場合は念のため、その周期のあいだはコンドームなど、別の避妊法を併用することをオススメします。

飲み間違いを防ぐためにも、違う色の錠剤を飲み始める時は、必ず順番を確かめましょう!
まとめ
トリキュラーのシートには、赤、白、黄色の、3色に分かれた錠剤が入っています。それぞれ、含まれているホルモンの含有量が異なります。
基本的には赤、白、黄色の順番で服用しますが、まれに間違えてしまうこともあるでしょう。違う色の錠剤を飲み間違えても、避妊効果に影響はありません。ただ、ホルモン量のバランスが崩れ、不正出血が起こることもあるので、注意してください。
違う色の錠剤を飲み間違えてしまっても、基本的にはそのまま服用を続けましょう。不安な場合は、コンドームなど他の避妊法を併用してください。
